米ぬか洗顔のこと教えて!

米ぬか洗顔とは

お米から採れる「米ぬか」は、アミノ酸・ビタミンE,B群、多糖類や米ぬか油などの豊富な美肌成分を含有し、古来より日本人のお肌に良いとされて、美容法として用いられていました。

ぬか袋を持つ女性が多くの浮世絵に登場します

ぬか袋を持つ女性が多くの浮世絵に登場します

石鹸の普及していない江戸時代には米ぬかを木綿袋などに入れて顔や身体を洗っていたと言われ、浮世絵などの美人画にも描かれています。

米ぬか洗顔の効果
米ぬかには多くの美肌成分が含まれています

米ぬかには多くの美肌成分が含まれています

米ぬかにはアミノ酸やビタミン以外にもお肌のうるおいバリア機能を守る米ぬかセラミドや、米ぬか特有成分であるγ-オリザノール・オリザブランなどの美肌成分が含有されており、お肌にしっかりうるおいを与え、ハリ・しなやかさを保ち、炊き立てのような「ふっくらもちもちのお肌」に導いてくれます。

やってみよう!米ぬか洗顔

やってみよう!米ぬか洗顔

用意するもの
米ぬか 大さじ3杯程度
さらし木綿またはガーゼ等の柔らかい布 1枚
ひも 1本
ぬるま湯 適量
注意事項
  • ぬか袋で洗顔する際には必ず簡易なパッチテストをしてください。
    パッチテスト方法
    米ぬかをぬるま湯に白濁する程度溶き、その上澄みを腕の内側に塗って、1日様子を見ます。異常(赤味・はれ等)がないことを確かめてからお使いください。
  • 手作りのぬか袋は使い切りです。一度使用したぬか袋は再度使用しないようにしてください。
  • 米ぬかは精米の過程で粒度の粗いものもあります。お肌を傷つけないようにご注意ください。
  • 米ぬかは生ものです。保存方法にはお気を付けください。
  • 古くなった米ぬかは使用しないでください。
米ぬかを布の上に置いて包みます。

米ぬかを布の上に置いて包みます。

米ぬかが出てこないように口を紐でしっかり結びます。

米ぬかが出てこないように口を紐でしっかり結びます。

ぬか袋をぬるま湯につけて充分に水を含ませます。

ぬか袋をぬるま湯につけて充分に水を含ませます。

ぬか袋でお肌をなでるようにして洗います。

ぬか袋でお肌をなでるようにして洗います。

  1. 米ぬかを布の上に置いて包みます。
  2. 米ぬかが出てこないように口を紐でしっかり結びます。
  3. ぬか袋をぬるま湯につけて充分に水を含ませます。
  4. ぬか袋でお肌をなでるようにして洗います。
  5. 最後によくすすぎます。
これが米ぬかを使った昔ながらの「米ぬか洗顔」です。

米ぬか洗顔